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急速に成長するポータブル・ナビ 2007年には既にカーナビの2倍超

2008年1月8日

簡易型のカーナビであるポータブル・ナビゲーション・システムの市場が急速に拡大している。テクノ・システム・リサーチ(TSR)の岸川弘氏によると2007年の世界の出荷台数は2000万台超。1000万台弱の従来型カーナビの倍の台数に達した見込み()。しかもこの差は今後も拡大を続けていく。

世界のカーナビゲーション・システムとポータブル・ナビ(PND)の出荷台数推移(2005年〜2006年実績,2007年〜2012年予測)
出所:テクノ・システム・リサーチ(TSR),「FPD International 2007 Forum」(2007年10月)。

世界的に見るとポータブル・ナビはPDA(個人情報機器)から派生したもの。PDAサイズの機器にGPS機能を載せ,携帯できるようにした。価格も数万円台とカーナビより安い。特に矢印で方向を指すだけのカーナビしかなかった欧州市場で,地図が表示でき,価格も手ごろなナビゲーション・システムとして普及した。2007年も市場の6割は欧州であり,急成長する米国市場が2割程度でそれを追う。日本は2009年ころにようやく100万台。世界市場の数%に過ぎない。

価格が安いポータブル・ナビに日本のメーカーは消極的だった。参入が遅れたことで,既に市場は欧米メーカーの寡占状態になってしまった。オランダTomTom社が3割以上,米Garmin社が2割程度で2社で過半数を占める。メーカー・シェアが拮抗しているカー・ナビゲーション市場と対照的だ。

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