ふだんから厳密な検査をすればよかったのだ。そもそも、三笠フーズという社名がおかしい。フーズという社名から、事故米の用途について疑ってかかるべきだった。
事故米は本来、工業用糊や合板接着剤などに使われる、と報道されている。
農林水産省では、事故米の売却先業者に加工計画書を提出させ、月1回程度の立ち会い検査をおこなってきたとしている。しかし、加工計画書に販売経路は書かれていなかった。
実際に売却先業者を検査するのは、農林水産省の出先機関である農政局・農政事務所だ。日本全国には、7つの農政局と39の農政事務所がある。2万人を超える農水省職員のうち、1.6万人はこれら地方の出先機関にいる。
農水省の出先機関の名称および職員数など。事故米でクローズアップされた「農政事務所」は全国に39ある。統計・情報センターや地域課を含めると、農水省の出先庁舎数は339にも上る(拡大)
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