このページの本文へ
ここから本文です

参院宿舎に6000人の反対署名〜エコロジカルな東京をPRするDVDを作成

2008年8月5日

8月1日金曜日、メディアは朝から内閣改造の話題で騒がしい。午後1時半、地方分権改革推進委員会へとむかう車中で、僕は麻生太郎幹事長内定の速報を聞いていた。この日の委員会では第2次勧告に向けた中間報告を決定する。その数時間前、じつは東京都の環境政策にかかわる2つの出来事が起きていたのである。

35都道府県から約6000人の署名が集まる

以前このコラム(「第22回」「第21回」「第15回」「第5回」)でも記したが、新しい参議院宿舎の建設をめぐって、周辺住民による反対運動が起きている。

新議員宿舎の建設予定地(千代田区紀尾井町)は、紀州徳川藩邸跡であり、1500坪の美しい自然林が残る。そのなかには、樹齢100年以上の樹木も含まれている。衆議院は豪華な赤坂議員宿舎で国民の厳しい批判を浴びたばかり。公益性の疑わしい新議員宿舎をつくることよりも、環境を保全すべきという声があがるのは当然だ。

13時ごろ、反対運動を起こしている住民団体「新参議院宿舎をストップ!江戸の史跡と緑の公園にする会」が、約6000人分の署名を持って都庁を訪問。僕は住民代表と意見交換した。

住民 知り合いを中心に口コミで署名運動を始めました。口コミだけですが、予想以上の関心と反響があり、1カ月半で6040人の署名が集まっている。

猪瀬 そんなに集まったんですか。

住民 非常に反響は大きかった。今日初めて、街頭でも署名運動をおこないました。こちらに来る前に2時間ほど、新宿駅西口で署名を呼びかけたんです。

猪瀬 街頭の関心はどうでしたか。

住民 この問題はマスコミ報道を通じてみなさんの関心が強く、よく知っている。その反対意見を述べる場所がないことに怒っていました。

 じつは、東京を中心に35都道府県の人から署名が集まったんです。最初は都民だけでしたが、全国的な運動にしていきたい。

 昨日、西岡武夫参院議院運営委員長にも電話を入れて、署名をお持ちしたいと伝えたら、「どうぞ」ということでした。これから秘書の方に渡しにいくつもりです。

猪瀬 僕がこの問題で西岡さんに電話したのは、ちょうど1年くらい前。今の有権者や納税者の意識を参議院に知らせることは重要なこと、是非渡しに行ってください。

住民 石原都知事、猪瀬副知事や世論の反対にもかかわらず、参議院側から中止の決定がなく、膠着状態になっています。副知事と知事に止めていただくしかありません。お願いします。

(全 4 ページ中 1 ページ目を表示)

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る