出先機関の仕事ぶりを視察〜分権委員会、「二重行政」や無駄をチェック
「二重行政」というのは一体、どういうことだろうか。現場に足を運んで見にいくことにした。
地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会長)は2008年7月10日、さいたま新都心などにある国の出先機関を1日かけて視察した。農林水産省の出先機関である関東農政局、国土交通省の出先機関である関東地方整備局などを実際に見てまわり、現場に仕事の重複や無駄がないかをチェックすることが目的だ(ほかにも、関東地方整備局荒川下流河川事務所を視察)。
「関東農政局の統計・情報センター」と「地域課」
さいたま新都心は“リトル霞が関”である。2000年に完成した31階建ての1号館と26階建ての2号館という2つの超高層ビルを中核に、10府省から17機関が集中する。
最初に向かったのは2号館の10階から13階を占めている関東農政局である。合同庁舎2号館には、14階から20階にある関東地方整備局のほか、関東管区警察局(警察庁)、関東地方更生保護委員会(法務省)、東京矯正管区(法務省)、北関東防衛局(防衛省)など。1号館には関東財務局(財務省)、関東経済産業局(経済産業省)、関東信越国税局(国税庁)などの出先機関がある。
(全 7 ページ中 1 ページ目を表示)
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- 2つの民営化を否定するのか (2008/09/22)
- 米農政は社会主義のようだ (2008/09/17)
- 雅子妃問題と新しい時代病 (2008/09/09)
- うどん値上げの裏に公益法人 (2008/09/03)
- 洞爺湖サミットは失敗だったのか (2008/08/27)

