調布飛行場は地元住民のために存在するはず
4月1日火曜日、羽田空港と香港を結ぶ全日本空輸の定期チャーター便が就航した。羽田空港の本格的な国際線就航の記念すべき第一歩である。
国土交通省は「成田空港は国際線、羽田は国内線」と役割をふりわけてきたが、政府が昨年5月に打ち出したアジアゲートウェイ構想で、羽田空港の国際線枠が広がった。
それでも国際線が飛べるのは上海やソウルなど近い都市までと国土交通省に規制された。羽田-石垣島が1947km、羽田を中心にコンパスをぐるりと回すと上海やソウルは同じ円の内側に含まれる範囲だから、実質的に“国内線並み”の国際線しか就航できなかった。今回の羽田-香港便は運行距離が3000kmなので、チャーター便の枠という隙間をついて“記念すべき第一歩”を踏み出したといえるのである。
4月2日付けの日経新聞は、「航空会社として一石を投じる狙いもある」との全日空幹部のコメントを載せた。
香港線は、「チャーター便」とはいっても、特定の団体や個人の「貸切」ではない。旅行代理店などがあらかじめ客席の何割かを購入しているかたちを「貸切」と解釈する。毎日定時に出発する定期便で、個人でも、旅行代理店経由でチケットを購入できるのである。
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