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参院担当者が発した、絶対に許せない発言

西岡氏や山崎氏の態度にたまらなくなったのか、参院事務局の課長が口を開いた。だが、それが墓穴を掘った。きっかけは、「眼からウロコ第15回」で触れたメモの話だ。

ぶら下がり取材で僕は記者にこう語っている。

猪瀬 参議院側の出席者は西岡さんと山崎参議院自民党幹事長と、参議院事務局の委員部議会運営課長、名前はやめておきます。僕はこの課長を近々呼んで、経緯を説明したいと思っています。

2年前に参議院側は新議員宿舎の高さが30メートルか40メートルだと、都建設局に対し説明している。その説明を聞いた都職員が「30メートル?、40メートル?」というメモ書きを残している、と僕が言ったら、「そんなメモはつくればいつでもできる」と言った。カチンときたので、あとで来ていただきますよということで名刺を預かりました。

この人にはみっちりと証拠をみせて話してやろうと思います。

このメモはそのときの記録ですから、いつでもつくれるみたいな言い方をしたわけ。絶対に許さない。これも問題にしていこうと思っています。

12月24日月曜日に政府が決定した2008年度予算案で参院宿舎計画がまったく消えたわけではないが、すくなくともいまの計画地での建設は認められない。毎日新聞は「清水谷宿舎の建設費を減額」と以下のように報じている。

「政府が24日決定した08年度予算案に参院清水谷議員宿舎(東京都千代田区)の建て替え経費約7億2100万円が計上された。このうち建設費は約4億7500万円。東京都や周辺住民の反対、国会議員宿舎に対する厳しい世論などで工程が遅れていることから、概算要求時点での約14億円を大きく下回った」(毎日新聞12月25日)

自民党も民主党も、国民の視点に立って代案を考えなおしていただきたい。

猪瀬 直樹(いのせ・なおき)

作家。1946年、長野県生まれ。

1987年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で1996年度文藝春秋読者賞受賞。以降、特殊法人などの廃止・民営化に取り組み、2002年6月末、小泉首相より道路関係四公団民営化推進委員会委員に任命される。政府税制調査会委員、東京大学客員教授、東京工業大学特任教授、テレビ・ラジオ番組のコメンテーターなど幅広い領域で活躍中。東京都副知事。最新刊に『東京からはじめよう』(ダイヤモンド社)がある。

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