議員宿舎建て替え問題〜参議院案を“門前払い”
12月19日水曜日、参議院の西岡武夫議院運営委員長と自民党の山崎正昭参議院幹事長が、東京都庁に石原慎太郎知事を訪れた。このコラムでも再三にわたってとりあげてきた参院議員宿舎建て替え案を説明するためだ。僕も同席した。以下は、この会談を報じた翌日の各紙の報道である。
【毎日新聞】宿舎問題で門前払い
参院清水谷議員宿舎(東京都千代田区)の建て替え計画を巡り、西岡武夫参院議院運営委員長と山崎正昭自民党参院幹事長は19日、隣接の国有地への建て替え計画に反対している石原慎太郎東京都知事と都庁で会談した。石原知事は「どんな手段を用いても反対する」とあらためて明言。西岡氏らは、持参した計画縮小案も示せないまま門前払いされた。会談後、国会内で開かれた参院のプロジェクトチームでは、来年度予算案に現行計画通り約14億円を計上し、計画変更などについて今年度末までに結論を出すことで一致した。
【読売新聞】参院議員宿舎移転 都知事あらためて拒絶
参議院の西岡武夫議院運営委員長(民主)らが19日、東京都庁を訪れ、石原慎太郎知事に対し千代田区紀尾井町の参議院清水谷議員宿舎を、雑木林がある近隣の国有地に移転する計画へ理解を求めた。しかし、石原知事は「絶対に許容できない」と述べ、あらためて反対の立場を伝えた。
これを受け、議運委の宿舎問題検討プロジェクトチームは、新宿舎の本体工事費約14億円は来年度予算案に暫定的に計上しながらも、現在地での建て替えも含め、引き続き協議することを決めた。
石原知事は記者団に、「東京が10年計画を立てて緑地を増やそうとしている時に、すばらしい森をつぶしてまで建てるべきなのか。政治家として良識、常識を考えたら結論は出る」と語った。一方、西岡委員長は「都知事の了解がないとゴーサインは出せないが、考えも変わるかも知れない。現計画をあきらめたわけでもない」と話した。
移転予定地は都の風致地区にあり、建物を建てる場合は都知事の同意が必要とされる。
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