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参議院宿舎問題、僕は国と喧嘩する

2007年11月6日

参議院の新議員宿舎問題の第2弾である(関連記事:「眼からウロコ 第5回」)。

11月1日の朝日新聞夕刊に「センセイの家 1LDK?」との見出しが躍った。参議院の新議員宿舎(以下、参院宿舎)建て替え案の見直しを参議院が検討していることを報じる記事だ。

【当初の計画】:地上16階建て(高さ56m)。総戸数80戸はすべて3LDK(79平方メートル)。
【改正案】:地上14階建て(高さ49m)に縮小。総戸数80戸のうち、4割にあたる32戸を1LDK(54平方メートル)に改める。

当初の計画は80戸すべて3LDKは、議員が家族で住むことを前提にした計画だった。見直し案は、一部を単身者用の部屋にする、との考えだ。現計画は、2006年度から4年間、総額43億7900万円の予算を計上している。見直しにより、工事費は約1億円の減額。設計のやり直しにかかる費用を差し引いても、約4000万円の節約になるとのことだ。

この朝日新聞記事には「話にならぬ」と、僕のコメントが載った。

「1LDKの部屋を少し増やすだけで、建物の高さもほとんど変わらないのなら、小手先の変更で話にならない。都条例上でものめない内容だ。世論も納得しないだろう。都が都内の緑を増やそうとしている時に問題の本質を理解していない」

参院宿舎の建設予定地は、景観を守るために都の条例が指定している風致地区だ。条例は、公共性がない限り、原則として15m以上の建築物は建ててはならないと定めている。高さ49mは飲めない内容である。都が都内の緑を増やそうとしているときに、樹齢100年以上の樹木を伐採して建築しようなどとは、「問題の本質を理解していない」としか言いようがない。

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