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中山前国交相問題をシステムとして考察すれば──制作現場の雑談から

無難な話題のひとつをシステム的に考えると

まったく世の中はめまぐるしい。

前回から約2週間なのに、リーマン・ブラザーズの破綻、新内閣の発足など、「いろいろ起きますねぇ」が挨拶になるくらいであった。その意味で、話題に困らなかった14日間ともいえる。

とはいえ、リーマン関連には深刻な方もいるかもしれないし、新内閣にも支持と不支持があり、相手によって話題を選ぶ配慮は変わらない。

ただ、初対面でも安心して話せるネタもある。とりわけ、小泉サンの引退と中山成彬前国交相の失言と辞任は、「無難な話題のヒットチャート赤丸急上昇」だろう。なにしろ反応が両極端に分かれることはない。小泉サンの引退には、次男への世襲で「小泉サンも親なんだぁ」程度で終わるし、失言と辞任には「困ったもんですねぇ」と、落とし所も安心である。

それに切迫感もない。「今年のWeb 2.0 Expo Tokyoは、中止になりましたねぇ」などといおうものなら、業界の将来に向けた「腹のさぐりあい」になる可能性さえある。あるいは「Google携帯どうなりますかね」と気楽にいっても、「ではAndroidの評価は?」なんて複雑なことになりかねない。それに比べたら「他人事モード」で済む。

もっとも、「無難な話題」を、意識的に生々しく語る場合もないわけでもない。たとえば、小泉サンの引退と世襲は「システム変更も私情優先ですかぁ」となる。このような言葉が、システム変更の受注競争に必死になっている現場で交わされると、生々しさを超え生臭くなってしまう。

ちなみに、いまや「私情優先」は昔話である。知っている限りでも「息子だから、親戚だから」が優先するような事例はないし、あったとしたら、トップの責任が問われるだろう。その意味で、議員業界(?)は旧態依然なままなのかもしれない。

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