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ブラウザ戦国時代は来ないかもしれないが──ちょっと楽しい兆し

2008年9月17日

Google Chromeで「気分はブラウザ大乱戦」

これからブラウザは厳しい競争の時代に──これでは極端すぎるかもしれない。

たしかに、9月2日に「Google Chrome(ベータ版)」がリリースされ、マイクロソフトの「Internet Explorer 8」もベータ2まできている。Macの「Safari」にもWindows版はあるし、6月18日に公開された「Firefox3」と「Opera9.50」など、ユーザーは「選びホーダイ」となり、開発者は「しのぎを削り」、まさしく「気分はブラウザ大乱戦」といったところだろう。

しかし、ひと昔前の「Internet Explorer(以下IE)vs Netscape」に比べたら、「企業の命運を賭けて」という剣呑な雰囲気はない(当事者の皆さんゴメンナサイ)。

なんといっても、フツーにパソコンを買えば、ブラウザは付いてくる。

要するに、最初の段階での選択肢は「ない!」。たとえば、Windowsマシンで「Safariを入れたパソコンほしい」はできないし、Macだけど「IEの入ったパソコン」を買うのは不可能である(そもそもMac版IEは正式配布されてません)。

お店にしろ通信販売にしろ、はじめてパソコンを買おうとすれば、よほどのことがない限り(?)Windowsマシンを選ぶだろう。となると、どうやっても必然的に「IE」のユーザーになる。また、よほどのことがあったり(!)、セカンドマシンをMacにすると、まずは「Safari」ユーザーになるしかない。

つまり、「Firefox」や「Opera」は(Windows版「Safari」も)、わざわざ、ユーザーがダウンロードしているのである。おそらく、なにかしらの理由があって、OSに付いてくる「IE」や「Safari」から、ほかのブラウザに移行しているのだろう。

やはり、ブラウザは「まずWindowsのIEありき」である(Macユーザーも増えつつあるらしいのですが)。その巨人「IE」に対して、「素早い、使いやすい、安全」と挑戦している「Firefox」や「Opera」など──という構図だろう。

その意味で、「IE vs Netscape」は「雌雄を決する」迫力があったが、現在は「よかったら、こっちのブラウザを使ってみませんか」的な匂いがする。こんなことをいうと、開発現場の皆さんには申し訳ないが、厳しく選択を迫るというより、「ウチのは、ここがいいです」とヤサシク口説かれているのに近い。

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