副都心線のトラブルを制作現場の視点で考えると
おおむね好評なのにトラブルつづきの副都心線
6月14日に開通した東京メトロ「副都心線」が、なにかと話題を集めている。
主要駅周辺にある百貨店では、その効果を「皮算用」していたようだが、それぞれ悲喜こもごもの結果だったらしい。ただ、「副都心線」によって「便利」になった首都圏の住民も多く、わが現場のスタッフの間でも、おおむね好評といったところだろう。
ただ、どうしても気になるのは、開通からのトラブルである。
報道でも「東京メトロ副都心線は、2008年6月14日の開業以来4日連続でダイヤが乱れるという、不名誉なスタート(Tech-On!)」と指摘され、「それにしてもお粗末な『開業』(オーマイニュース 三田典玄氏)」とサンザンである。たしかに、「混乱夜まで 遅れや停車駅通過のミスも(毎日.jp)となれば、「せっかく『便利』になったのに、なにやってんだ」となるのも自然だろう。
とはいえ、そこは同病相あわれむではないが、ついつい「技術屋さん達タイヘンだろうなぁ」とも思うのが、Web屋とシステム屋の習性である。
考えてみれば、タイヘンなのは、なにも技術屋さんだけでない。おそらく、運転士さんや車掌さんをはじめ駅員さんなど──現場では対応に追われ、眠れない夜がつづいたことだろう。さらに、あえて善意(?)で想像すれば、「副都心線」の仕様を決めた東京メトロの経営陣にしても、今後に不安を覚えただろうし、国土交通省に叱られ、けっして快適な日々ではなかったとは思う。
やはり、トラブルというものは、まず利用者にとって不快であるし、提供者側にとっても、重大なピンチであることは間違いない。
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