このページの本文へ
ここから本文です

それでも「ライブラリの使用」というと、一般的な「使いまわし」を連想し、否定的になる傾向はある(最近そうでもなくなりつつありますが)。また、時間やコストから「しょうがない」からというのも多い。

どうやら「ライブラリ」と「使いまわし」の悪いイメージをつなげ、否定してしまうらしい。しかし、いったいどうしてなのだろう。いつも「ライブラリ」のお世話になり、肯定している身には不思議でしょうがない。

日本人に不得意な「ライブラリ」という発想

ところが「ライブラリ」から「使いまわし」を連想し、否定的になってしまうのは、どうも日本だけのようだ。

数少ない経験で断言するのは危険だが、海外では、ごく当然のように「ライブラリ」を活用し、むしろ「ライブラリ」を有効に活用するのが評価されるような印象がある。プロジェクトで一緒になった海外の方々などは、「あれとこれを、あそこから持ってきて、つなげばハイできあがり」的な発想が強く、正直なところ戸惑うことさえあった。

もちろん、それはそれで悪くはない。ただ、その危うさもある。

なにも、すべてをゼロからつくるのが尊いわけではないが、どことなく「荒っぽい」ことは否定できない。また「手軽に」「簡単に」だけで判断する不安もある。たしかに、問題なく進めば、短い時間でコストもかけず「ハイ、一丁あがり」で終わる。しかし、どこかでトラブルが発生すると、その修復には想像を絶する時間がかるうえ、採用したソースに問題があった場合など、もう絶望的にならざるをえない。

(全 8 ページ中 5 ページ目を表示)

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る