このページの本文へ
ここから本文です

ゴミも軽減できる。業者に依頼して送ると丁寧な梱包が必要になる。しかし個人の車で運べば、紙、ビニール、ダンボールなどは最低限に抑えることができる。もしくはまったく要らないこともあるだろう。

他人を思いやる心も芽生える。運び手は荷物の“配達”の対価として報酬を受け取るが、かなり安いし、無料にすることさえある。Rey氏によると「約1%ほどですが、無償で運ぶ運び手もいるんです」。報酬目的というより、運んであげようという親切心が登録の動機だといえる。一方、送り手は「ちゃんと届けてもらえた」と運び手への感謝の気持ちや信頼感を持つはず。こうした感情は、「届いて当然」の業者経由ならわいてこない。

ドイツにも同種のサービス

Colis Voiturage社は、英語、ドイツ語、スペイン語のサイトを開設し、年末までにヨーロッパ全土での同サービス拡大を図る。来年は、アメリカでもサービスの展開を目指す。投資したいという申し出がアメリカからあり、現在話し合いが進行中という。

同種の仲介サービスはドイツでも展開している。raumobil社では、運び手も送り手も同サイトに広告を掲載する。掲示板のような機能で、広告は登録なしで誰でも閲覧できる。希望の人が見つかったら、自分で広告主にメールを送り連絡を取る。広告を掲載する場合は、サイトに登録する(登録料は無料)。登録者には、謝礼として、旅行の割引クーポン(2008年末日までに予約)を発行している。

岩澤 里美(いわさわ・さとみ)

スイス在住。ファーストクラス機内誌、環境と企業の社会的責任(CSR)に焦点をあてるビジネス情報誌『オルタナ』などを中心に、スイスの話題を執筆している。
http://slasuisse.exblog.jp/

(全 5 ページ中 5 ページ目を表示)

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る