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米国政府が初めて認可したダイエット薬に話題沸騰

2007年9月5日

(加藤 靖子=フリーライター)

アライのスターターパック。ピルケースと、詳しい使用説明書が付いている。

アメリカでは、国民の半数以上が標準体重を超過している。肥満は大きな社会問題だ。そこに「Alli(アライ)」が登場し、話題となっている。これは、FDA(連邦食品医療薬局)が初めて認可した抗肥満薬。グラクソミスクライン社が6月15日に発売した。

アライは、医師の処方箋がいらない非処方箋薬。アメリカでは「オーバー・ザ・カウンター」と呼ぶ。一般の人が、サプリメントのように、医師への相談なしに購入できる薬だ。非処方箋ダイエット薬で、FDAが公認したのはアライが初めて。医師の判断を必要としない安全性と、ダイエット効果の両面を、政府が公認したわけだ。

今までのダイエット薬の多くは、食欲を抑制するものだった

これまで、アメリカで手に入れることのできるダイエット薬(処方箋が必要)は、食欲を抑制する効果を持つものが中心だった。食べる量が減れば、摂取するカロリーも減るため、ダイエット効果が見込める。

しかし、食欲を抑制する薬は、脳やホルモンに働きかけるため、精神的にストレスを感じたり、意欲や集中力が低くなるという副作用があった。服用することによってビタミン、ミネラル、カルシウムなどが不足するため、補給について医師のアドバイスを受ける必要もあった。

食べないで痩せるのは、なかなか続けるのが困難だ。

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