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お金の貸し借りをネットオークションで

2007年7月25日

(形山 昌由=ユナイテッドフィーチャープレス)

インターネット上で、個人間のマイクロファイナンス(小口融資)を仲介するサービス「プロスパー」が人気を呼んでいる。人気の秘密は、誰でも気軽に利用できること。今年4〜6月の3カ月間で会員が倍増し、30万人を突破した。融資総額も同じ期間に6割増となり、7000万ドルを超えた。6月にはベンチャーキャピタルから2000万ドルの追加出資を受けるなど勢いがある。

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与信社会の米国でお金を借りるのは難しい

与信社会の米国では、しっかりとした返済実績の積み重ねがないと個人で融資を受けるのは難しい。個人は、クレジットヒストリーと呼ばれる与信履歴を持ち、金融機関はデータベース化されたその内容を常に参考にしながら貸付を行うかどうかを決める。

創業者のクリス・ラーセン氏

日本から駐在員や留学生などが渡米して最初に困るのはこのクレジットヒストリー。銀行は与信がないから融資できない、個人は融資を受けられないから、いつまでたっても与信ができない、という悪循環をたどる。アメリカ人でも状況は同じ。多くの人が学費や起業資金を捻出するために苦労している。

そこで、お金を貸したい人と借りたい人をインターネット上で結びつけるサービスが始まった。運営するのは、サンフランシスコのベンチャー企業プロスパー。インターネット上でB to Cのローンサービス「イー・ローン」を立ち上げた経験を持つクリス・ラーセン氏が2006年2月に設立した。

プロスパーを起業したときのラーセン氏の動機が面白い。「金融分野でイーベイのようなものは作れないか」。つまり、ただの個人間融資サービスにするのではなく、どうせやるならネットオークション方式を取り入れようと考えた。

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