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ビデオゲームに脳波革命

2007年5月30日

(森マサフミ=ユナイテッドフィーチャープレス)

地球上で、念力「フォース」を使えるのは、ユリ・ゲラーだけ(?)かもしれない。しかしゲームの世界でなら、あなたも念力を試すことができる。

脳波を使ってコントロール

ThinkGear。民生用ヘッドフォンと同じ感覚で装着できる。電極用のジェルなどを使う必要はない

米国カリフォルニア州サンノゼのNeuroSky社は去る3月7日、サンフランシスコで開催された世界最大級のゲーム開発者向け展示会「Game Developer Conference 2007」で、脳波を読み取ってゲームを操作するユーザー・インターフェース「ThinkGear」を発表した。脳波を電気信号に変える技術を利用して、念ずることでゲームをコントロールする。メディアやゲーム関係者の注目を集めている。

脳波を電気信号に変える技術自体は、脳波計として医療の現場で利用されてきた。しかし脳波計は、20以上もある電極を用意し、しかもそれらが密着するよう頭皮にジェルを塗らなければならない。ゲームをするたびに頭がベタベタになっては、たまったものじゃない。

NeuroSky社が開発した脳波を電気信号に変えるセンサーの最大の特徴は、シンプルで民生用に適していることだ。ドライ・アクティブ・センサーという特許技術を利用することで、プレイヤーはジェルなしで電極を装着できる。センサー自体は親指大のサイズであるため、ヘッドギアのような簡単な装置に埋め込むことができる。「1体10ドル(1210円、1ドル=121円)という手ごろな価格設定も可能だ」(スタンリー・ヤンCEO)と言う。

3月に発表したインターフェースThinkGearでは、たった1つのセンサーで脳波の「集中」と「リラックス」を判別。さらに眼球の動きやまばたきを感知する装置を装備している。すなわちプレイヤーは、精神の集中度合いと目の動きで、ゲームをコントロールするのだ。

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