緑茶の魅力は、米国人にどこまで伝わるか
お茶市場の拡大とともに、日本古来のお茶である緑茶も、米国市場に確実に浸透し始めている。米国飲料茶市場の中で「緑茶」が占める割合は現在12.5%だが、毎年徐々にシェアを伸ばしている。ニューヨークの伊藤園ティーストアーでは、同社の緑茶製品の主力であるLoose Leaf Teaの売り上げが昨年に比べ34%伸びているという。また、今年11月の東京税関の発表によれば、昨年の日本の緑茶輸出量は1096トン。前年より25.6%増加している。なかでも32.2%が米国向け。その人気の高さが数字に表れている。
全米茶協会のシムラニー氏は「米国において紅茶と緑茶の消費量が逆転することは現時点では難しい」と見る。だが様々なメディアがその効用の高さを指摘するようになったことや、流通環境が向上したことから、「緑茶に対する関心が高まっているのは確かだ」と指摘する。
伊藤園の活躍などで、日本産の「緑茶」にはブランド力もついてきた。さらに日本食のブームも、緑茶に対する理解を高めるのに一役買っている。遠からず、米国のおしゃれなカフェで、アフタヌーン“グリーン”ティーを楽しめるようになるかもしれない。
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