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オーガニックの世界が“住”空間へも浸透

2006年11月9日

(寺町 幸枝=ユナイテッド・フィーチャープレス)

オーガニック素材の服や、オーガニック食品に対する注目が世界的に高まってきている。そしてついに、「住居」の世界にもオーガニック製品が取り入れられ始めた。

今回紹介するのは環境に配慮した「オーガニック家具」だ。

いろいろある“環境に優しい家具”

「環境に優しい家具」には、いろいろな分類が存在する。オーガニック家具の草分け的存在である米国ボストンのファーネイチャー社によれば、オーガニック家具は3つに分類されるという。

1つ目は、「グリーン/エコ」と呼ばれるグループ。自然の素材やリサイクルした素材を使った商品の総称だ。例えば、紙や竹で作った家具などがこれに当たる。このグループの製品は、自然素材を使用しているものの、農薬やリサイクル処理のための化学物質を生産過程で使用している。比較的緩やかな定義の分類と言える。

第2は「オーガニック」と呼ばれるグループ。農薬を使わずに育てたコットンなどで作った製品がこれに含まれる。ただし、加工の最終工程で塗料、接着剤などの化学物質を使用することがある。また、自然環境の中に存在する各種の刺激物は排除の対象ではない。このため、アレルギーを持っている人にとっては大敵となる蕎麦(そば)、漆(うるし)、ピーナッツや自然の香料、オイルなどを使う製品が含まれる。

コットンシードを排除するために手摘みで収穫

そして3つ目が「ノントキシック(無毒性)」のグループ。無農薬の材料を使うのはもちろん、染料や接着剤、天然の刺激物を可能な限り排除することにこだわった製品を指す。綿も、コットンシード(綿の種子)の摘み残しがないよう、手摘みのものを使用する。コットンシード(綿の種子)が少しでも残っていると、アレルギー反応を起こす人がいるからだ。製品ができるまでのあらゆる工程で、化学物質を一切使用しないで作った製品である。

ファーネイチャー社は、3つ目の「ノントキシック」の製品、可能な限り自然の素材にこだわった家具を作っている。世界でも数少ない会社である。

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