秋葉原無差別殺傷事件に見る心の闇と孤独、リスクの拡散
今週は、秋葉原無差別殺傷事件を取り上げる。
本題に入る前に、冒頭、岩手・宮城内陸地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げたい。また、救助のため、いち早く駆けつけた自衛隊をはじめ、連日連夜、支援にあたっておられる関係者を労いたい。
隣国とは災害の規模が異なるので、一概に比較は出来ないが、政府の的確な初動など、住民の安心感が違ってくるのではないかとも考えている。
それは、これまでの大規模災害の苦い経験を通して、わが国の政府ならびに自治体、企業のマネジメント能力が向上したからであり、インフラ整備を含め、日頃の予防が功を奏した形だ。発生直後の被害状況の時間軸でのトレースは、筆者の個人ブログ内の「岩手・宮城で震度6強(スタッフトレース)」を参照いただきたい。
なお、災害復旧には多面的な支援が必要とされ、復興には地場や個別被災者の事情を鑑みることも重要となろう。暫くは、経緯を見極め、必要に応じて状況を取りまとめ、解説を加えることにしたい。
さて、6月8日(日)昼過ぎに秋葉原の歩行者天国で発生した無差別殺傷事件には言葉を失った。筆者はNHKの昼のニュースの最後で、第一報を聞いた。時間軸での動きは、e戦略の視点2「秋葉原で10人以上が刺されケガ@犯人の男は既に身柄確保」にて、トレースした通りである。
あれから一週間。元祖パソコン少年である筆者にとって庭のように感じていた秋葉原での惨事だけに、大きなショックを受けている。実は、事件前日、担当する大学院(ビジネススクール)の講義の中で、たまたま、別の視点から秋葉原を話題にしたところでもあった。
日常の、誰もが過ごす場所での凶行。たまたま、その日に限って出かけた人や、介抱している最中に被害に遭われた方、その関係者らに、どう声をかけ、悲しみを共有すべきなのか、言葉が見つからない。
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