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協会の動きとしては、電子情報技術産業協会(JEITA)が10月26日、社団法人電池工業会とともに、「ノートPCリチウムイオン電池安全利用特別委員会」を設け、2007年3月まで活動を行うことにしている。ただし、Webサイト上に「バッテリ関連Q&A集」のリンクがあるが、即効性のあるコンテンツになっているか、対象ユーザーの設定の明確化など改善の余地は大きい。例えば、「基本的には安全であるが、問題や不安があるときは、各メーカーに問い合わせなさい」というのは、ユーザーをますます混乱させるだけである。こうしたケースでの可視化、図案化、マスコミを含むコミュニケーションの取り方、広報として掲載するべきコンテンツのあり方など、検討課題は多い。

・シュレッダーによる事故
 独立行政法人製品評価技術基盤機構が2006年8月24日付けで3月(アイリスオーヤマ)と7月(カール事務器)にそれぞれ2歳の幼児が誤って指を切断したと公表。その後、経済産業省製品安全課は、社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会と社団法人全日本文具協会に再発防止措置を要請していた。

経済産業省は、2000年当時に京都府で、父親の勤める会社で1歳の幼児が事務用シュレッダーに手を巻き込まれ怪我した事故を把握していたが注意喚起をしていなかった。

2000年以外にも97年と2006年の事故があるが、国民生活センターが把握していた97年の事故情報は報告義務がなく、経済産業省に届いていない。(相談に訪れた家族が必ずしも積極的な情報公開を是としていないケースなど)。また、事故の多発を受けて「報告要領」が改訂されたが、日本プラスチック日用品工業組合や全日本文具協会には知らされていなかった。

国民生活センターでは、9月15日に、事故同型品を含む家庭で使われる可能性のある16銘柄の安全性にかかわるテストを実施。16銘柄中7銘柄を危険とした。「投入口が安易に広がる」「幼児の手が容易に届く高さ」「クロスカット方式の切断力」「逆回転スイッチはあるが、緊急停止スイッチがない」「電源が容易に入る」などが問題とされ、「二重三重の安全対策の必要性」が指摘されている。

昨今の個人情報保護から、シュレッダーはオフィスに限らず、家庭にも普及しているなかでの、事故の急増が危惧されている。事務用シュレッダーで指を切断する事故は、10月20日現在、49件に上る。このなかで、切断事故はいずれも幼児で発生。親の勤務先で6件、自宅(あるいは自宅兼事務所)で5件となっている。

国民生活センターの「回収・無償修理などのお知らせ」として、「カール事務器」「ナカバヤシ」「アイリスオーヤマ」「コクヨS&T」「エレコム」「住友商事」などが、安全対策の実施や無償交換、使用上の注意などを掲げているが、協会に加入していないメーカーを含め、対応はまちまちであり、安全基準も様々である。

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