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低迷する国内パソコン市場の起爆剤になるか?

EeePCに対する業界の注目は高い。

中でも、低迷するコンシューマパソコン市場において、EeePCが、どれほど新たな需要を喚起できるかに注目が集まる。

国内のパソコン市場は年間1400万台規模。過去5年間にわたってそれほど伸張していない。その要因として、携帯電話によるメール利用の普及や、中小企業のパソコン導入の遅れなどが指摘される。加えて、5万円以下の低価格パソコン市場が顕在化しなかったことを理由に挙げる関係者もいる。

その点でも、EeePCの取り組みが、国内のパソコン市場の活性化につながるかどうかに注目が集まっている。

今のところ、国内におけるEeePCの購入者を見ると、ASUSが得意とするパワーユーザーが先行しているようだ。

新たな用途提案、カテゴリー提案を柱とするEeePCの販売戦略は、長期戦となるのは明らかだ。市場から、「主婦や子供たちがEeePCを使い始めた」という声が聞かれ始めたとき、EeePC、そしてASUSが、日本における存在感を発揮し始めたと言えるようになるだろう。

製品発表の会見では、子供たちへの普及を意識させるプロモーションも行われた

大河原 克行

nikkeibp.jp(現nikkei BPnet)「新社長を直撃!」の連載をはじめ、月刊宝島(宝島社)、PCfan、WindowsMode(毎日コミュニケーションズ)などで連載および定期記事を執筆中。また、エコノミスト(毎日新聞社)などでも、IT関連記事を随時執筆している。

著書に、「ソニースピリットはよみがえるか」、「松下電器 変革への挑戦」、「作るキヤノンを支える売るキヤノン」、「ネット通販で年商100億円」、「パソコンウォーズ最前線」などがある。

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