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自動車業界の今、足元の日本市場がぐらついている

2007年10月15日

(桐原 涼=経営評論家)

低迷する自動車販売

日本自動車販売協会連合会のデータによると、今年上期の新車販売台数は前年同期比8.1%減の248万台だった。これは1980年以来、27年ぶりの低水準である。ブランド別の実績を見ても、穏やかならぬ数値が並んでいる。トヨタの販売実績は前年比7.7%減、ホンダにいたっては15.8%の減少である。

景気が回復局面にあるにもかかわらず、自動車販売は低迷している。新車販売台数は、2006年度から前年実績を割り続けている。そして今年度はさらに下げ足を速めているのだ。

新車投入やモデルチェンジなどの需要喚起策も手詰まり状態だ。消費者の関心は、車から離れてしまったように感じられる。

需要の“軽量化”も進んでいる

国内自動車市場の動向に関しては、足元の販売不振に加えて、需要の“軽量化”という構造的問題も指摘される。

2007年度上期の車名別販売実績を見ると、国内販売台数の首位はスズキのワゴンRだ。第2位には、ダイハツのムーヴが入った。車名別上位10車中、6車が軽自動車である。また登録車(軽以外の自動車)でランクインしたヴィッツ・フィット・パッソも、いわゆるスモールカーだ。

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