参院選後は総裁選〜総選挙? 経済の行方は?
では、以上のような私の分析・展望通りの結果が出た場合、以後の政局はどうなるのか。冒頭で触れたように、自民党内ではポスト安倍の動きが急速に顕在化する。時間がない中での総裁選となるだろうから、候補となるのは前回の総裁選に出馬していた麻生外相と谷垣禎一・元財務相だろう。
また「年内に政権交代〜総選挙」の流れとなりそうなことは、すでに多くの関係者が見込んでいる。衆議院議員の中には、これを見越して既に地元に戻るような動きをし始めている者もいる。
2007年の秋、日本の政局はこうした非常に忙しい状況となるに違いない。気になるのは経済への影響だ。アメリカの景気は、ここへ来て頭打ちが予測されている。日本が被る影響も小さくはないだろう。そんな中で、「参院選〜総裁選〜総選挙」という激動が起き、政治不在の期間が発生するのは危険だ。
どれだけ政治不在の期間を短く収めることができるか? その後、戦略的なリーダーシップを発揮して対米、対中外交や、経済政策を切り盛りできるリーダーが登場するかどうか? 財界関係者の関心は、もはやそうした段階へと移っている。
次回、参院選の結果を受けて、もう一度これからの日本について展望をしたいと思う。
(全 4 ページ中 4 ページ目を表示)
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- コンビニ業界に“神風”吹く (2008/09/17)
- 相次ぐ経営破綻、不動産業界激震 (2008/08/18)
- “午後4時”のテレビ産業〜落日の危機は近づいている (2008/07/15)
- 低炭素革命に備えよ! (2008/06/25)
- 環境への“免罪符”か? 流行の「カーボンオフセット」を問う (2008/06/23)

