グーグルがアップスタートリーを買収、たった4人でマイクロソフトを襲う?
(クリフ・ミラー=マウンテンビューデータ社長)
(Disclosure:実は、今回のコラムの主役を務めているアップスタートリー社の創業者の一人とは、以前から知り合いです。我々の子供が一緒のプレーグループに入っていて、毎週顔を合わせています。シリコンバレーって意外と狭く、偶然なことが多いですね。)
「何で、みんな、あんなに騒いでいるのだろう?」。米国は、こう驚くほどに米アップスタートリーが話題になっている。もちろん、グーグルが同社を買収し、ニュースになっているからだ(関連情報)。だが、いくらグーグルとはいえ、たった4人のオンラインワープロの会社を武器にして、マイクロソフトを本格的に攻めることができるのだろうか? マイクロソフトは危ないのか、それとも、アップスタートリー買収はさほど深い意味のない出来事なのであろうか?
便利なオンラインワープロ
取りあえず、アップスタートリーのオンラインワープロ「Writely」の機能について説明しよう。
Writelyの特徴は、軽くて速いことだ。「Web 2.0」のアプリケーションと言われており、AJAX(Asynchronous JavaScript and XML)という新技術を利用することで、演算の大半をユーザー側のパソコンで実行できるようにしている。操作性は、パソコン上で稼働するMicrosoft Wordなどのワープロと同等と言えるだろう。
Writelyは、WORD相当のフル機能は持っていない。しかし、一般のユーザーが普段使う機能の8割くらいは装備している。エディターはWYSIWYG(what you see is what you get)式で、快適で使い勝手がいい。シンプルではあるが、英語のスペルチェッカーもある(お粗末といった方が正しいかもしれない。「Google」や「Writely」という言葉が辞書に入っていない。しかし、辞書に新しい単語を入れるためのポップアップツールが実に便利)。Writelyは、HTML、RFT(Rich Text Format)、WORD、OpenOffice形式のファイルを開いたり、保存したりすることができる。
PDF形式での保存も可能。だが、これはプレミアム・サービスの機能で、将来的には有料にすると発表している。
Writelyの特徴は、なんと言っても、そのインターネット・フレンドリーさにある。ドキュメントの共同編集、そしてWebページやブログ上でのパブリッシングも容易にできる。
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