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auがアップルを追撃? LISMOを武器に携帯音楽プレーヤーの新しい可能性を追う

2006年1月27日

(熊山 准=フリーライター)

国内携帯キャリア3社が1月中旬、2006年春商戦向けモデルを相次いで発表した。

NTTドコモは、佐藤可士和氏や松永真氏など気鋭のデザイナーが手がけたスタイリッシュなモデルをそろえ、弱いとされてきたデザイン面での強化を図った。ボーダフォンは、日本市場に初参入となる韓国サムスン電子製の端末をはじめ、ハイエンドからエントリーモデルまで幅広く4機種を投入した。しかし、これといった特徴はなく、寂しい印象が否めない。

auは、iPodと同等の機能を標準装備

auは、発表した7モデルすべてに、音楽プレーヤー機能を持たせた。FMチューナーはもちろん、パソコンと携帯電話を連携させて音楽を楽しめる総合サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」(以下LISMO)を新WINシリーズの標準機能とした。

LISMOは、携帯電話に搭載するプレーヤーソフト「au Music Player」と、パソコン上で動作する音楽管理ソフト「au Music Port」(携帯電話にCD-Rで同梱)の二つで構成される。これは、日本市場で60%以上もの圧倒的なシェアを誇るアップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」、デジタルジュークボックス「iTunes」と同じ構成だ。

LISMOの音楽管理ソフト「au Music Port」を使えば、携帯電話のパケット通信で購入した着うたデータを、パソコン側で保存・管理することができる。また手持ちのCDからリッピングした音楽ファイルを管理し、LISMO対応携帯電話にダウンロードして再生することもできる。

au Music Portは、今年4月からオープンする音楽販売サービス「DUOMUSIC STORE」のブラウザとしても機能する。DUOMUSIC STOREは、「iTunes」における「iTunes Music Store」(以下iTMS)に相当するものだ。

LISMOの機器・サービス構成は、iPodのそれに非常によく似ている。ゆえに、携帯音楽プレーヤー市場では後発も後発のauが、先駆者アップルに無謀な戦いを挑んでいるかのように見える。

しかしauが「iPod&iTunesに対抗できるサービスだ」と自信を持ってコメントしているように、その勝算は十分あるのかもしれない。

next: 携帯電話で楽曲が買える…

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