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ところがこれら12機のうち「ソユーズTMA-1」(2003年5月4日帰還)、「TMA-10」(2007年10月21日帰還)「TMA-11」(2008年4月19日帰還)の3機が、帰還時にトラブルを起こして緊急モードの弾道再突入で帰還している。死者が出ていないので一般マスコミではあまり問題になっていないが、11機中3機が緊急運用で帰還しているというのはかなり大きな問題だ。

これらのトラブルが、「ソユーズTMA」の設計に起因するものなのかははっきりとしない。ロシアの宇宙機製造の現場は1990年代の経済不振の時期に、かなりの数のベテラン作業者が離職しており、それが原因となっての製造ミスの可能性もある。

ロシアは、TMA-1は搭載プログラムに、TMA-10は機体内部の配線に、TMA-11は帰還カプセルを機械船と分離するための爆裂ボルトに、それぞれ問題があったことを示唆している。今年7月10日には、原因究明のためにISSにドッキング中のTMA12から、爆裂ボルトを取り外す船外活動が行われた。回収したボルトは10月に地上に持ち帰り、分析することになっている。

ISSに接近中の「ソユーズTMA-11」宇宙船(2007年10月12日撮影、Photo by NASA)

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