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子どもの選挙、オトナの選挙 どこが似てるの? どこが違うの?

選挙に関心を持つのは「子どもらしくない」?

政治好きのオトナは多い。などというと誤解されるので、選挙の話をするのが好きなオトナは、過半数を超えるかもしれない──とするのが正確だろう。

そう聞くと、男性それもオヤジと連想するかもしれない。しかし、まわりを見渡した限りでは女性にも当てはまる。若い男性では「選挙の話なんて」という割合が高そうな気がするが、女性では、そうでもないような印象は強い。

自民党総裁選から総選挙へとつづくこの時期、立候補予定者が地域のイベントに来たりすると、後から話題として取りあげるのは、ほとんどが女性である。

もっとも、女性と男性では話題の対象が違う。「政局だ、政権交代だ」と理屈っぽい男性に対して、女性は「いい人そう、腰が低い」などの具体的な評価になる場合が多い。いわば、男性の話題が「政策本位」で、女性が「人物本位」といったところだろう。

ただ、どちらも深刻な話にならないのは共通している。たしかに、どんな辛らつなことをいっても罰せられる心配もない。そのうえ主権在民を実感できる数少ない機会(?)なのだから、話題として楽しむのも悪くはないだろう。

ところが、それはオトナだけの特権のようだ。

はたして政治好きの子どもがいるのか──大いに疑問ではある。しかし、中学生や高校生ならば、それなりの関心があっても不思議ではない。ところが、学校で選挙の話をしたということも聞かないし、選挙が子どもとの話題になる家族は超少数派だろう。

そもそも、選挙や政治に興味があるのは「子ども(中学生、高校生)らしくない」と思うオトナは多い。いわゆる「中学生、高校生の本分は勉学」から、「らしさ」を決めつけるわけだ。そこには「百姓の本分」と似た「子どもの本分」という発想がある。

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