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「親学」ってどうよ?お母さん達のホンネ(2)〜「子守歌を聞かせ、母乳で育児」の理想と現実

2007年6月13日

ひとくちに「親学」といっても、多岐にわたっている。総体としては、「従わない・イヤ」が2名、「若いお母さんには必要(のような傾向)」が5名、「いいころがあれば、参考にする(のような傾向)」4名で、年齢による偏りは顕著ではなかったが、具体論となるとどうなのだろう。

そこで「子守歌を聞かせ、母乳で育児」について聞いてみた。「従わない」の20代Cさんが「いまどき子守唄なんて」という反応だったのは当然のような気がするが、全体としては意外と肯定的だった。「そうよねぇ、親子のふれあいは大切だもの(40代 Hさん)」とか「母親の愛情って、そうやって伝わるのよ(50代 Kさん)」という意見が多い。

そこで意地悪とは思いつつ「実際にできますか?」あるいは「そうしてましたか?」と質問してみた。「いいとは思うけど、実際には無理(20代 Aさん)」「理想とは思うけど忙しくて(20代 Bさん)」「子守唄なんて、そんな余裕はなかったわ(30代 Eさん)」「寝かすのはお父さんの役割だったから(40代 Iさん)」などというように、20代から30代そして40代の一部には、実際に「子守歌を聞かせ、母乳で育児」するのは難しいという反応である。20代のBさんが言うように「理想」であるが実践しようにも、育児と仕事をこなす忙しさに難しいということなのだろう。

ところが、50代の皆さんは、全員が「してきた」とのこと。Wikipediaによれば、粉ミルクが一般に普及しはじめたのは、1950年代からというのだから、時代的な背景ではないようだ。個人的にも、現在22歳になる息子は、粉ミルクと紙オムツだった記憶がある。おそらく、たまたまそうだったとしか考えられない。

そして、70代のPさんの意見はこうだ。「子守歌を聞かさなくちゃ、ちゃんと育たないとでもいうのかしら。それに母乳なんて、あれだけ便利なミルクがあるんだから、どんどん使えばいいのよ。これを言いだした人って、子育てしたことがないのよ」。個人的には極めて納得である。

「早寝早起き朝ごはんの励行」は難しい

次に聞いたのが「早寝早起き朝ごはんの励行」である。時間も限られており、なんとなく答えが透けて見える「テレビうんぬん」は省き、「理想は」となるのを考え「早寝早起き朝ごはん、あなたはできますか?」と質問してみた。「年寄りは言われなくても早寝早起に決まってます」これは、70代のPさんである。

それ以外の方々14人の皆さんが「とても無理」という答えであった。もちろんニュアンスの違いはある。「朝ごはんは、ちゃんとしているけど(30代 Fさん)」「なるべく早く寝かせるようにしているけど、なんだかんだで遅くなっちゃう(30代 Dさん)」「お父さんが帰ってくるのが遅いし(50代 Jさん)」など、さまざま条件はあるが、実践できる、しているという意見は皆無であった。

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