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団塊世代の住まいの選択肢「ハウスシェア」を考える

2008年6月25日

就職し、結婚して、子供を持ち、収入と生活が安定してきたら、郊外の住宅地に土地と家を買って、一国一城の主となる。これが、田舎から出てきた団塊世代の目標でもあった。しかし、いまや、子供が出て行った後の部屋は物置となり、家もリフォームや改築が避けられない状況だ。

そのうち、夫婦のどちらかがいなくなり、一人暮らしとなる可能性も高い。一人暮らしはこれからますます増えるだろう。そんなシニア世代の家や土地といった貴重な財産を有効活用できないかという発想から生まれたのが「ハウスシェア」である。今回は、この「ハウスシェア」について考えてみた。

あこがれの「ちゅらさん」的生活

以前、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)で「団塊世代のライフスタイルと居住環境」というテーマで、お話をさせていただいたことがある。講演の後の質問タイムに、シニア世代のハウスシェアの可能性をどう思うかというものがあった。

そのときは、ハウスシェアという手段をあまり考えたことがなかったので、「国民性からして、日本人はなかなか難しいかもしれません」という程度の話しかできなかった。しかし、その後、ハウスシェアという言葉を聞くたびに、気になるようになった。確かに、これからのシニアの住まい方として、ハウスシェアは有効な手段となる可能性があるのではないか。

ハウスシェアとは、文字通り、1つの家を複数の人で共有して暮らす共同住宅のことだ。ひっくり返して、シェアハウスやルームシェアという言い方もする。若い世代の間では、結構、人気のある暮らし方らしく、つい最近放送が終わったテレビドラマ「ラスト・フレンズ」もシェアハウスに暮らす若者たちが主人公だった。

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