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携帯普及により3年で様変わり シニアのネット活用事情〜中高年世代のネット活用(3)

2008年6月11日

前々回前回と2回にわたって、シニア世代のインターネット活用の実態を調べてきた。では、今後、シニア世代はどんな使い方をするのだろうか、どんな使い方をしたいのだろうか。あと5年経てば、団塊世代も順番に高齢者と呼ばれるようになる。名称にはいろいろと批判もあるだろうが、いわば、「初期高齢者」に位置づけられるのだ。

しかし、団塊世代は今までも、日本の歴史には前例のない環境の中で生きてきて、新しいスタイルやシステムを残してきた。ネットの分野でも、この世代なりの新しい活用をするだろう。今回は、便利で安心はもちろん、さらに人生を充実させるためのネット活用について考えてみたい。

eラーニングでいつでも、どこでも

団塊/シニア層のネット利用は特別のことではなくなった。だが、シニア世代が求めるものは、やはり若者とは違うだろう。シニア世代はもっと実用性を求めるのではないかという気がする。

まず注目したいのはeラーニングだ。リタイア世代は学習意欲が旺盛で、資格取得や趣味を極めることに関心が高い。ただし、もはや多くの収入を見込めないのだから、受講料の負担には敏感だ。受講したい講座が自分の住む地域では開催されてないことも多い。eラーニングのような安くて、どこでも、いつでも学べる方法で、学びの場が提供されれば、利用者は増える。技術はどんどん進化しており、現実の教室とそれほど違わない環境も可能になってきているからだ。

最近増えているのが、大学の講座をパソコンから覗くことができるサービスだ。本来は在校生にしか公開していないものを、大学がネットで流すようになってきた。たとえば、東大は50以上の講義情報と講義映像を流しており、中には、ノーベル物理学賞の小柴昌俊名誉教授の講義まである。東大だけではない。授業をネットで公開している大学のリスト(日本オープンコースウェア・コンソーシアム事務局による)をみたら、すでに17もの大学で実施されていた。

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