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シニア世代でのネット利用も携帯電話が追い越した

シニア世代には、安くて、簡単で、どこでも使えるという“電話機”は魅力的だ。そこから、インターネット利用に進む人も多いだろう。この調査にも、それを裏付けるデータがある。パソコンと携帯電話のどちらからインターネットを利用するかという調査結果(13ページ「インターネットの利用頻度」)では、50歳以上の世代でもすでに、携帯電話からの利用頻度がパソコンを上回っているのだ。

シニア世代が利用する端末の種類は今後も変化する可能性がある。「通信利用動向調査」では、インターネット対応型テレビゲーム機とテレビは平成13年から、インターネット対応家電は14年から、パソコンなどからコンテンツを自動録音できる携帯プレーヤーとワンセグ対応携帯電話は18年から調査項目に入れている。いずれも、簡単、便利、楽しめるという共通項がある端末だ。

これも私の周りの反応だが、特に、テレビとワンセグに関心が高いようだ。シニア世代へのネットを使ったアプローチも、パソコンだけでなく、様々な手段を考慮した展開を考えていく必要があるということだろう。

次回は、中高年世代はネットで何をしているのか、どんなコンテンツが求められているのかを探ってみたい。

アリア
事業内容
・シニア世代の暮らしと行動研究
・シニア世代への情報提供
・シニアコミュニティの企画・運営など。

NPO法人シニアわーくすRyoma21
「Ryoma21」は、主に50代を対象に、アクティブに生きるための仲間つくり、活躍の場作り、仕事作りを支援している会です。何かやりたいと思っている人が、それを実現するために仲間を募り、自己表現を行い、社会との接点を創り出す場です。モットーは、「いくつになっても、人は夢を語れる、学べる、成長できる、活躍できる」。

松本 すみ子(まつもと・すみこ)

早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業。IT業界で20数年、広報、販促、マーケティングを担当。

シニア世代の動向に注目し、シニアライフアドバイザー資格を取得。2000年、団塊/シニア世代の動向研究とライフスタイル提案、コンサルティング、執筆などを主要な事業とする有限会社アリアを設立。

2002年9月、シニア世代の仲間づくり・活躍の場づくりの会「おとなのオピニオンコミュニティRyoma21」を主宰。2007年、「NPO法人シニアわーくすRyoma21」となる。

日経BP社のシニアサイト「セカンドステージ」で、「本当にやりたい仕事って何」「充実生活見つけた」のプロデュースならびに「団塊世代のための定年準備講座」の執筆を担当。

著書に、「自分分析!つまらない毎日なら『好きな』ことで独立しよう」、「心理系の仕事を見つける本」などがある。最新刊は「そうだったのか! 団塊マーケット 本気で取り組むビジネス戦略」(経済法令研究会)。

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