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ちなみに、3年前、50〜59歳に分類されていた団塊世代は、調査時点ですでに約3分の1が60〜64歳にシフトしている。また、平成16年の調査まで65歳以上はひとくくりにされていたが、17年からは65〜69歳、70〜74歳、75〜79歳、80歳以上と細かく分類・集計されるようになってきた。80歳以上でさえ、16%もの人が利用している(平成19年調査)のだから、この高齢社会で、中高年世代の利用動向は無視できないということだろう。

パソコンから携帯電話へ

しかし、グラフ1の利用率をよく見ると、驚くようなことが見て取れる。前年の平成18年と比較すると、65歳以上のインターネット利用率はことごとく落ち込んでいるのだ。これは、どうしたことだろうか。その理由の一つとして、携帯電話の普及が上げられる。パソコンの利用にインターネットはつきものだが、シニア世代にとって携帯電話は、インターネットではなく、まず本来の“電話機”としての利用から始まるからだ。

グラフ2は、年代別に携帯電話とパソコンの利用率を示したものだ。携帯電話の利用は急激に伸び、50歳代では90%に迫ろうとしており、60歳代前半でも70%以上の人が所持している。そして、注目したいのは、各世代で携帯電話の利用率がパソコンを上回っているが、特に50歳以上で顕著だということだ。たとえば、60歳代前半では28ポイント、60歳後半では34.4ポイントも携帯利用が高い。

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