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携帯普及により3年で様変わり シニアのネット活用事情〜中高年世代のネット活用(1)

2008年5月16日

2005年7月に、このコラムで「団塊世代のインターネット活用」(2005年7月)について取り上げている。その中で、総務省が発表した平成16年(2004年)「通信利用動向調査」での50歳以上の利用率を紹介し、いよいよシニア世代も「使える」という段階から「活用する・楽しむ段階に入った」と書いた。

それから3年。団塊世代の多くが定年を迎えた今、ネット利用の分野に変化はあったのだろうか。ちょうど2008年4月末に、平成19年(2007年)の「通信利用動向調査」が出たところ。今回は、平成16年の調査と比較しつつ、団塊世代リタイア後のネット利用や今後の可能性について、再度、考えてみることにした。分かったのは、携帯電話がもたらした変化だ。

中高年世代の利用、伸び高く

平成16年「通信利用動向調査」の結果は、「50歳以上の伸びが比較的高く、平成16年末のインターネット利用率は50〜59歳で65.8%、60〜64歳では49.0%、65歳以上は17.5%。60〜64歳の伸びが大きかった」というものだった。60〜64歳はまさにリタイアした直後の年代。その後、人数の多い団塊世代がリタイアすれば、さらに中高年世代の利用率が高まり、活用方法も変化するのではないかと思われた。

実際はどうだったのか。平成19年の「通信利用動向調査」(PDF形式)によると、インターネット利用率は、50〜59歳では81.2%(3年前の数値と比べて約1.23倍)、60〜64歳では63.0%(同約1.29倍)、65〜69歳は36.9%(前回にこの属性はなく比較不能)となっている。全体の利用者数は7948万人から8811万人と、約1.1倍の増加だから、シニア世代での増加が大きいことが分かる。これは予想どおりの結果だ。

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