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“50代女性向け”宣言する雑誌が続々創刊〜読者のハートをつかみ切れるか

2007年5月30日

(松本 すみ子=アリア代表)

以前、「50代女性のための」と、堂々とうたった化粧品が受け入れられるようになったというコラムを書いた。では、化粧品以外で、「50代女性」はどう扱われているのだろう。“50代”という呼びかけへの抵抗感はなくなっているのだろうか。最近、創刊が相次いでいる女性誌を例にとって考えてみたい。

50代女性向け雑誌が9月に創刊

「エクラ」創刊準備号

集英社は、50代女性向けの雑誌「エクラ」を9月に創刊すると発表した。4月2日には、「創刊宣言号」と題して、準備号を発売している。準備号とはいえ、250ページ以上で大判の本格的な作り。780円と比較的安く設定されているが、創刊後は、おそらく1000円近くになるのではないだろうか。

内容は、イタリアの旅特集、ファッション、ビューティーと女性誌の定番記事で構成。40代向け雑誌とどう違うのか。まだまだ50代女性の嗜好をつかみきれていない感じだ。これから創刊まで、50代女性をどうとらえて作り上げてくるか、興味深いところ。

「アンアン」再び? マガジンハウスが出した50代女性向け「クロワッサン プレミアム」

このほかにも、「50代女性」をターゲットにした雑誌が最近目に付きだした。いかにも“様子見”という感じで4月20日号の増刊として登場したのは、「クロワッサン プレミアム」(マガジンハウス)。マガジンハウスは、団塊女性の青春時代を彩る「アンアン」を世に送り出した会社。団塊女性が結婚し、30代を迎えるころに創刊された「クロワッサン」が、今また、50代女性にふさわしい雑誌として、足並みを揃えようとしているらしい。

同じく4月20日に創刊されたのが、「ウェルエイジウーマン」。「ウェルエイジ」は確か、以前は、団塊/シニア向けのコミュニティ・サイトだったと記憶している。そのころは男性向けの情報提供サイトの色が濃かった。その方針を180度転換したようだ。

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