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団塊世代はもう一度政治に熱くなるか〜団塊と選挙と政治

2007年5月9日

(松本 すみ子=アリア代表)

連休の前に統一地方選挙が終わった。後半は長崎市や夕張市など、注目された市長選もあったが、総じて、投票率は低調だったようだ。今年は選挙の年。7月には参院選も待っている。そして、団塊世代の最初の人たちにとっては、定年を迎える年と重なった。

この世代の最大の関心事である年金制度の改革も、保険も税金も、政治と無関係ではない。安心して暮らせる老後は、政治の行方にかかっていると言っても過言ではないだろう。あれだけ政治がらみの学生運動をした世代だから、さぞかし今の政治にも関心が高いはず。では、実際にはどうなのだろうか。

団塊世代を地方議会へ!

団塊世代を中心とした50代・60代の人たちに「選挙に出よう」と呼びかけていたのが、2006年11月に設立された「団塊ネット(団塊世代を地方議会に送るネットワーク)」だ。ホームページを見ると、応募者53名に対して書類と作文、面談の選考を行い、最終的に41名の推薦を行ったとある。リストには、東京都知事選に出馬した浅野史郎氏の名前もある。 「団塊ネット」の母体となったのは、「団塊党」、「プロジェクト猪」、「団塊政策研究ネットワーク」と、いずれも団塊世代に関する活動を行ってきた3つの団体。推薦候補に対しては、「団塊ネット」のロゴマークやのぼり旗、統一リーフレット、当選必勝マニュアルを提供したり、ホームページ上での紹介、選挙対策のアドバイス、友人・知人リストを提供するなどの支援策を行った。

とはいっても、政党ではなく、また、選挙結果については責任を負わないというスタンス。今後は、参院選までに立候補者の奮戦記の出版、当選した団塊ネット議員による行動計画「共同アクションプログラム」の提案、活動する人たちとのネットワーク「アクション団塊フォーラム」の立ち上げなどを予定し、活動を継続していくという。

今回の選挙では、7名が当選という結果。当選率は約17%と、残念ながら、大躍進とはいかなかったようだが、まあまあか。

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