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団塊世代がクリスマスに盛り上がるには〜若者向けの仕掛けだけではもったいない

2006年12月14日

クリスマス商戦がたけなわだ。昨今のクリスマスは、昔のような派手な色調や浮かれた気配は影をひそめ、ツリーもウインドーディスプレイも、街を歩く人たちも、落ち着いた雰囲気になっている。とは言え、今年も、巷(ちまた)にはプレゼントを買い求める人たちがあふれることだろう。

では、団塊のような年代の大人にとって、クリスマスとはどういうものなのだろう。団塊世代は今、もっとも消費市場で注目されているはずなのに、クリスマス商戦に限っては、あまり期待されていないような気がする。華やかなクリスマスは若者だけのものなのだろうか。

団塊世代はクリスマスに無関心?

クリスマスにケーキを買って、家族の元へ足ばやに帰ったのは昔のこと。今では、子供たちも大人になり、友人や恋人や新しい家族と過ごす。夫婦だけの生活では、クリスマスだからといって早く帰っても仕方がない。クリスマスはもう卒業した…。こういう気分の人が多いのかもしれない。

アクサ生命がつい最近発表した「クリスマスプレゼント予算」(退職後の生活に関する意識調査「第3回AXAリタイアメントスコープ」)という調査によると、日本人がクリスマスプレゼントにかける平均的な予算は2万円少々で、2年連続して増加したものの、調査対象国の中で最低の金額となった。この調査は、欧米やアジアなど16カ国で実施したもの。

また、クリスマスプレゼントに何を買うかと聞いたところ、日本だけはおもちゃがトップになった。他の多くの国では菓子や本、CD、DVD、コンサートのチケット、洋服などが多いのだ。欧米では大人同士がプレゼントを交換するが、日本では子供や孫へプレセントするイベントに留まっているようだ。クリスマスは、いわゆる“女・子供のもの”という意識が強いのだろう。

さらに、調査は、「クリスマスはあなたにとってどんなシーズンですか?」という質問を「幸せを感じる」、「わくわくする」、「関心がない」などと5項目に分け、就労者と退職者それぞれに聞いている。クリスマスに「幸せを感じる」かどうかの質問では、「はい」と回答した割合が、現役世代と退職者のどちらも16カ国中で最下位だった。また、「わくわくする」と答えた割合は退職者で最下位。一方、「関心がない」と答えた人は、現役・退職者どちらも香港に次いで2番目に多かった。特に、退職者では60%という高い数字を示した。

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