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団塊世代の音楽事情(1)〜ビートルズから40年、団塊世代と音楽

2006年9月13日

今年は、ビートルズの来日から40年目。そういう縁もあるのだろうか。近年は、団塊世代を含めた中高年世代において、音楽への新たなアプローチが広まっている。いちばん大きな変化は、自ら演奏して楽しむ方向へ大きくシフトし始めたことだ。「参加型」・「体験型」が着目されるのは、音楽の世界も例外ではない。こうした楽しみ方や表現願望をサポートするビジネスが、もっとあっていいかもしれない。

今やCDを買うのは中高年世代?

先日、米タワーレコードが倒産したというニュースが米国から伝わった。インターネット配信で音楽を入手する人が増え、CDやレコードを買う人が減ったからだという。日本でも音楽のネット配信は急激に伸びている。CD店は大変な危機感を持っていることだろう。そこで、CDやレコードを今後も購入し続けるのではないかと思われている中高年音楽ファンを取り込もうという動きが出てきた。

新星堂は、40〜50代男性向けCD店を高円寺にオープンさせた。1970〜80年代のフォーク、ロック、ニューミュージック、歌謡曲、洋楽ロック&ポピュラーをそろえている。なぜ高円寺なのか少し疑問だが、品ぞろえはなかなか面白そうだ。

また、東芝イーエムアイやソニー・ミュージックダイレクト、ビクターエンタテインメントなど大手レコード11社は、「フォーク歌年鑑」というCDを9月に共同で発売する。1966年から82年までのヒット曲を各年1枚ずつに収め、合計21枚のシリーズにするという。今まで、これだけのレコード会社が協力してCDを製作することはなかった。懐かしのヒット曲をまとめて、インパクトのあるアルバムにするには、この方法しかなかったのだろう。

懐かしい歌手のコンサートというのも、だいぶ復活している。静岡のつま恋では、「吉田拓郎&かぐや姫Concert」が9月23日に開催される。鳥取県文化財団は太田裕美、伊勢正三などのコンサートを10月11日に実施する。普段はこの種のイベントには見向きもしなかった団塊世代の職員までが、関心を示したという。

next: 納得できない「中高年・団塊向けの音楽」のワンパターン…

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