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団塊世代と余暇(1)〜レジャーへの参加がますます活発に

2006年8月9日

今ごろは夏休みを取って、避暑地や故郷でのんびりしている人も多いだろう。団塊世代の場合は、「現役最後の夏休み」という人もいるはず。“毎日が日曜日”になる前に、残り少ない休暇をどんな方法で楽しんでいるのだろうか。

7月末、財団法人社会経済生産性本部余暇創研は、『レジャー白書2006』を発表した。これは2005年における日本人の余暇活動の実態をまとめたものだ。通算30号となる今号は、団塊世代に初めてスポットを当て、「団塊世代・2007年問題と余暇の将来」という特別レポートを加えている。

今回は、このレジャー白書の巻頭要約資料を紹介しながら、団塊世代のレジャーや余暇の傾向と対応について考えてみたい。

50歳以上の参加者が50%以上の「シニア化種目」が増加

レジャー白書は91の種目を決めて、毎回定点観測を行っている。その中で、50歳以上のシニア世代が参加者の50%以上を占める「シニア化種目」は21種目になった。また、シニア率が50%に近い「シニア化種目予備軍」も10種目ある。両方合わせて31種目。全体の3分の1に当たる余暇活動種目をシニア世代が支えていることになる。以下は、その種目。

【シニア化種目】
 スポーツ部門:ゲートボール、ゴルフ
 趣味・創作部門:おどり、園芸、邦楽民謡、社交ダンス、演芸鑑賞、日曜大工、観劇、美術鑑賞、書道、お茶、お花、コーラス、写真制作
 娯楽部門:囲碁、競輪、オートレース
 観光・行楽部門:登山、国内観光、催し物

【シニア化種目予備軍】
 スポーツ部門:ゴルフ練習場、トレーニング、ジョギング
 趣味・創作部門:文芸創作、陶芸、洋裁・和裁
 娯楽部門:宝くじ、将棋
 観光・行楽部門:海外旅行、ピクニック・ハイキング

1997年の調査では、「シニア化種目」は10種目、「シニア化種目予備軍」が5種目だったから、この10年で2倍になったということだ。白書は「全体傾向」の部分で、「昨年はフィットネスクラブ、薄型テレビ、DVD、宝くじが好調で、ゲームソフトの“脳トレ”がブームになった」と解説している。これも、おそらくはシニア世代が貢献した結果だろう。

next: 人口がシニア世代にシフトしているのだから…

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