このページの本文へ
ここから本文です

団塊世代の自立した生活を支援(2)〜医療、家事、安心した生活を支えるサービス

2006年4月27日

前回は、50歳を超えた人たちが自立して生きられるようにするためのサービスが、ビジネスチャンスだと話した。その中で、生きる基本である「食」にかかわるサービスについて紹介した。今回は、「食」以外のサービス、安心した生活を支えるサービスを探ってみた。

医者はどこにいるのか

前回のコラムに対して、読者から「医療でも往診を復活させるべきだ」というコメントを頂いた。まったく、その通りだ。最近は、過疎地はもちろん大学病院でさえ、産婦人科や小児科を中心に医者が不足しているという。医者はいったいどこにいるのだろう。

ネット上には医療機関を検索できるサイトがたくさん存在する。「Dr.NAVI」「全国10万件以上のお医者さんガイド」「医者どこ.net」などでは、ネットから診療予約もできる。

往診してくれる医者や在宅ケアに協力的な診療所を探すこともできる。「在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク」「勇美記念財団」などのサイトが役立つ。団塊世代の多くには高齢の親がいる。今は、そのほとんどが病院で亡くなる。だが、いよいよ最期というときには住み慣れた自宅に引き取り、家族みんなで送りたいという気持ちを持つ人も多い。いわゆる「在宅ホスピス」である。経験豊かな医者が往診してくれるシステムがあれば、安心して最後の親孝行ができるというものだ。

ネットを通じた医療相談もできる

医者にかかるほどではないが体の調子がよくないとか、夜中に急に不安になるということもよくあること。そういうときに利用できるのが健康相談サイトである。こうしたサービスは、社員向けの福利厚生サービスの一環として会社が加入して提供していることが多い。しかし、個人で利用できるサービスもある。「AskDoctors」は、月会費315円で、個人が利用できる。ネットを通じて送った質問は、24時間以内に専門医が回答してくれる。医者に行くのを嫌がる人には、まず、このサービスを利用してもらい、医者から受診を薦めてもらうという手もある。

じかに接すること以上に確実なものはない。しかし、インターネットや通信を活用することも必要ではないだろうか。社会環境は大きく変化している。昔の往診スタイルをそのまま復活するといっても、実際には不可能なこともある。

家事が負担だと思うようになったとき

歳を取るにつれておっくうになるのが家事だ。ハウスクリーニング、ハウスキーピングといった家事代行サービスは現在、多忙な独身者や共働き世帯を主要なターゲットにしている。しかし、これからは高齢世帯での利用が増えるのではないだろうか。

next: 望む!安心感を与えてくれるサービス…

(全 3 ページ中 1 ページ目を表示)

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る