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「見えない他者」を想像する技術
 最後に、「見えない他者」を想像するトレーニングについて述べましょう。これは、「新しいもの」「いまここにないもの」を想像することです。ビジネスの世界では「まだ開拓されていない市場」、「確かにそこに居るのに、まだ発見されず名前がない消費者」だと言ってもいいでしょう。

「新しいもの」を想像するための発想法として、ビジネスの世界では「ブレイン・ストーミング」が一般化しています。このとき、対象を分析して「関連のあるもの」を考えていくだけではなく、「ある条件を持った人たちならば、これをどう考えるか」というプロセスを加えるようにしましょう。つまりモノの特性だけではなく、「誰にとって」にフォーカスを当てるのです。例えば「男性にとっての・香水」、「女性にとっての・PDA」……こうすることで性別、年齢、職業に縛られていた商品のイメージが変わって見えてくるのではないでしょうか。

石原大作氏のプロフィール
 1961年岡山生まれ。大検を経て京都府立大学卒業。

中学受験指導を通じて国語をゼロから教える方法を確立。現在は、大学受験予備校の四谷学院で大学受験現代文と小論文の教鞭を執る。来春筑摩書房よりそのノウハウをまとめた本を出版予定。

ロブ@大月

1999年に、ペンネーム「ロブ@大月」としてライターデビュー。1年後に処女作『リストカットシンドローム』を上梓。以後、共著を合わせ合計6冊の単行本を出版。精神医療、教育問題など幅広い分野で執筆活動を行っている。http://www.robootsuki.com

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