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満員電車では耳で読む。オーディオブック活用術

どうしても早起きが苦手な人や、寝坊してしまったときなど、すいている電車に乗れない場合にも、通勤電車でできることはある。それが、“耳を使う”読書だ。

ポッドキャスティングの英語コンテンツを語学学習に利用している人は多いだろう。そのため、ポッドキャスティング=語学学習というイメージが強いが、コンテンツの中にはニュース番組など、毎日の情報収集に役立つコンテンツも多い。これを毎朝、デジタルオーディオプレーヤーに取り込んで持ち出せば、電車の中で新聞を広げられなくても、ニュースをチェックすることが可能になる。ニュース番組は、日経新聞、読売新聞をはじめ、テレビ、ラジオ、海外のニュースサイトなどが提供。いずれも無料で購読できるので、ぜひチェックしてみてほしい。

また、オーディオブックも、耳で読書を楽しめるコンテンツ。小説からビジネス書、語学学習に役立つものまでジャンルも幅広く、なかにはドラマ仕立てのものもあって、一度聞けばハマること間違いなしだ。オーディオブックは、専門ポータルサイト「Febe」のほか、「iTunes Music Store」や電子書籍販売サイトの「電子書店パピレス」などからも入手できる。中でも「iTunes Music Store」は英語のものも含めると、2万5000册以上ものオーディオブックが購入できるなど、品ぞろえが充実。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(900円)、『頭がいい人、悪い人の話し方』(1100円)など、ベストセラーも多数取り扱っている。

さらにこうした耳を使った読書に欠かせないのが、ヘッドフォン。通勤電車で読書に集中するなら、雑音を遮断できるノイズキャンセリングヘッドフォンがおすすめだ。

BOSE「QuietComfort3」4万7250円

アラウンドイヤー型からインナーイヤー型、さらにはオーディオプレーヤーにノイズキャンセリング機能を搭載したものまで、ノイズキャンセリングヘッドフォンは各社から発売されている。その先駆けとなったのがボーズのQuiet Comfortシリーズ。この「Quiet Comfort3」は最新モデルで、耳全体を覆うのではなく、上に載せるだけのオンイヤー型になっている。

イヤーカップが小さい分、コンパクトで携帯性に優れるのが最大の特徴。ヘッドフォンケーブルを接続しなくても、ノイズキャンセリング機能だけを使用できるので、集中するために雑音をカットしたいといったときにも便利。今回紹介した、朝時間の活用に役立つアイテムと組み合わせて使えば、電車の中でも静かに、読書やメールなどの作業に集中できるだろう。

電車の雑音が消え、読書に集中できる。車内放送などの音声はクリアに聞こえるので安心だ。

アラウンドイヤー型の「QuietComfort2」(左)に比べると、ひとまわり小さい。

イヤーパッドに収納するバッテリーは、専用の充電器を使って充電する。

早起きに加えて、こうしたアイテムを上手に使い、通勤時間を活きた時間に変えられれば、1日の密度は今よりもぐっと濃くなるはず。松山氏に習い、まずは3日だけという軽い気持ちで、始めてみたい。

太田 百合子(おおた・ゆりこ)

文具から携帯電話、PCまで、アナログ、デジタルを問わず、幅広いTOOL(道具)を愛好するライター。新しいTOOLは買って使ってみないと気が済まないため、銀行残高が一向に増えないのが悩みの種。

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