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若者、団塊世代、女性…汗を流す元気な日本人が続出

2008年1月15日

(第1回はこちら、第2回はこちら

社会起業家という仕事 チェンジメーカーⅡ』の著者・渡邊奈々氏と、日本の若手社会起業家を取材した『プライドワーク 自分をつくる働き方』(春秋社)の著者・今一生氏。日本人にとって新しい働き方のロールモデルとして、社会起業家に着目している。

 坂本龍一さんの地雷zeroキャンペーンでは、売り上げの一部が地雷除去に使われるCDがすごく売れました。

最近では、マザーハウスの山口絵理子さんが書いた『裸でも生きる』(講談社)が話題になっています。印税の一部をバングラデシュの学校建設に充てると帯に書いたらもっと売れると思うけど、バングラでバッグを作ろうと試行錯誤する壮絶な体験が描かれててドラマチックだし、貧困がどれほどすさまじいのかも分かる。

でも、こういう活動は活字よりもマンガのほうが時代に敏感な若い人たちに広く早く伝えていけるし、バッグの品質向上のための具体的な努力も分かりやすく伝えられる。僕はそう提案しているんです。

マンガになればテレビの連ドラやアニメにもなるし、世界にも輸出できる。そういうソフトを通じて多くの人が知っている状況にしていかないと、貧しい国民を経済的に自立させる外資の動きは当局から睨まれるだろうし、命がけで良いことをしているのに、社会起業が金に余裕のある人たちだけの話題になりかねない。

社会性の高いものほど、受け入れられやすい表現が必要なんです。

映画『不都合な真実』も社会起業家向け基金から生まれた。

渡邊 奈々氏

渡邊 イーベイの創業者で資産を社会起業家の支援に投じているジェフ・スコールが社会的なテーマを専門にした映画のプロダクションを始めましたね。アル・ゴアの『不都合な真実』、それから『ファーストフード・ネイション』などいくつかあります。現在、日本で公開されている『マイティ・ハート』にはアンジェリーナ・ジョリーが主演していますが、私もこの映画を見るまではアフリカで殺害されたパール記者のことを知りませんでした。

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