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T&Gのビジネスモデルの特徴

T&Gは、ハウスウェディングの可能性に着目し、事業を創造した。それだけなら単に「目のつけどころ」が良かっただけで、簡単に他社に模倣されてしまったであろう。T&Gのビジネスモデルが成功した要因は、店舗展開のスピードを上げると同時に、ブランドを構築することで、結果として参入障壁を高くできたことにある。もちろん、それを支えた資金調達との整合性も見逃すことはできない。

また、T&Gは、早い段階から競争力の源泉は、「人材」にあることを見極めていた。社員のみならず外注先の社員に対しても、勉強会や懇親会を開催してモチベーションを高めてきた。社員と取引先の区別なく、事業にかかわる人間の「個の力」を引き出す工夫をしている点は、21世紀型ビジネスモデルとして注目に値する。

■日本総合研究所 企業革新クラスター
 企業価値向上を最終目標に、事業戦略と財務戦略、および実行マネジメント体制の構築を一体化させて、コンサルティングを提供。
 事業構造改革、企業再生、M&A戦略、事業開発、マネジメント体制改革、営業改革など、数多くのプロジェクトで「戦略の卓越性」と「現実解」にこだわり、「企業革新」を支援している。
 製造業、小売業、不動産業、エネルギー産業、金融業等多くの業種で実績多数。

竹内 祐二(たけうち・ゆうじ)

慶応義塾大学大学院修了(MBA)、都立科学術大学大学院後期課程修了(学術博士)。1998年より日本総合研究所にて、経営戦略、組織改革に関するコンサルティングを手がける。専門領域は、組織を動かす仕組みづくり(マネジメント・コントロール・システム)。著書に『革新できる企業 できない企業』(中央経済社)など。

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