ところが、借金をこれ以上増やすというのは、子や孫の代にもっと借金を残すということだ。
これはとんでもない。一種の麻薬だ。
今は相撲界も大麻の問題で揺れているが、こんな一時的な麻薬のような対策で、日本の経済が健全になるとは思えない。
必要なことは、現実を国民に訴え、わかってもらうことだ。
やらなければならないのは、「50-80=-30」をマイナスにしないことである。
そのためには、もちろん歳出の80の部分を切ることも大切だが、切るだけでは無理だ。
だから思い切って消費税を上げる。
「こんなことを言える人はほかにはいない。みんな思ってはいるのだが、言えない。なぜ言わないかというと、選挙で落選するからだ。しかし、消費税を上げる以外に方法はない。そんなことは誰も言えないから、自分が言う」と、与謝野さんは言っている。
さらに、与謝野さんは、2009年から消費税を1パーセントずつ上げ、5年間で5パーセント増税して、消費税を合計10パーセントにする、という。
「消費税10パーセントというのは、先進国の中では非常に低いほうだ。みな2ケタが普通である。それをやるのがむしろ当たり前なのに、みんな選挙が怖くて言うべきことを言わない。自分は、言うべきことを言うために立候補したのだ」と言っていた。
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