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「国会が始まると“チェンジ”できない」

実はその後、8月29日の夕方に、森喜朗さん(元首相)と会って1時間ほど話をした。

そのときに森さんは「田原さん、国会が始まるとチェンジできないんだよな」と言っていた。

「チェンジ」というのはもちろん、首相を替えるということだ。もっと言えば、福田さんから麻生さんに替えるということだ。

僕は、「だけど、福田内閣の計画としては、どうしてもこの臨時国会で、補正予算とアフガン戦争のためのインド洋の給油活動(補給支援特別措置法)を通すのでしょう。衆議院は通るが参議院で否決されるから、衆議院に戻して3分の2を使って通すのでしょう。通したところで、福田さんは責任を取る形で辞任する。そして、麻生さんに替わる。これが自民党の筋書きではないですか」と聞いた。

森さんは、「国会が始まれば、民主党が自民党を攻めに攻める。民主党のペースになって、自民党の計画なんてどうなるかわからない」と言っていた。

それで、「国会が始まるとチェンジができない」と言ったというわけだ。

さらに、公明党筋からの情報によると、インド洋での給油支援特措法の延長に公明党は断固反対で、衆議院に戻して3分の2を使って再可決することも、公明党は反対して応じない、という態度を固めているという。

つまり、森さんの話と合わせると、福田内閣でインド洋での給油活動の再可決は不可能ということになる。

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