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結局「骨太の方針」で 福田政権は何がしたいのか?

2008年6月26日

23日、「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)2008」の原案がまとまり、首相が発表した。

これに対して、例えば日経新聞は「税制改革踏み込まず」「『司令塔』の役割低下」といった見出しの記事を掲載した。つまり、物足りない、何が言いたいのかわからない、ということだ。どの新聞もそのような批評をしている。

では一体、何が物足りない、踏み込みが足りないのか? 役割低下、というのは何を言っているのか?

高度成長時代なら利益の分配
今は「負担」の分配

1953年から1991年のバブル期も含めた高度成長の時代は、企業がどんどん繁栄して規模が大きくなり、利益が大きくなって、国の歳入がどんどん増えた。その増えた金をいかに国民に分配するかという、「利益分配」の時代だった。

ところが、バブルがはじけて、高齢化社会になり、歳入は減るが、歳出は増える。歳入と歳出のバランスが合わなくなり、歳入より歳出の方が多くなった。今は、利益の分配ではなく、「負担分配」の時代である。

現在、国の収入は年間おおよそ50兆円。支出が(これは予算といってもよいが)約80兆円。企業でいえば、「売上高-コスト=利益」となるわけだが、今の国の状態をこれで考えると、売上高が約50兆円で、コストが約80兆円。したがって利益はマイナス、赤字だ。

これをどうするかというのが、今の日本の最大の問題なのである。

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