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防衛次官人事も大混乱 改造前夜の安倍“泥舟内閣”

2007年8月23日

小池百合子防衛大臣と守屋武昌事務次官の人事を巡るゴタゴタは、官邸の統治機能が相当弱っているということを露呈した。

防衛事務次官に警察庁出身を推した理由

この問題の裏には様々な思惑が働いている。守屋事務次官には自民党の防衛族がついており、自民党防衛族としては米軍の再編成、特に沖縄の問題は守屋事務次官でやらせたいと思っていた。

一方、小池大臣は防衛族がついている守屋事務次官を切って、自分が実権を握っているということを満天下に知らしめたいと思った。そして警察庁出身の西川徹矢官房長を推した。

実は防衛庁はスキャンダルを抱えているという噂もある。小池大臣は、こうしたスキャンダルを事前に察知して、警察庁出身の西川氏を持ってきたのでは、という見方をする人もいる。

いずれにしても小池大臣は、守屋次官の更迭が防衛族たちの反発を買うことは百も承知でやったはずだ。

このやり方は常識的に考えて乱暴であったと思う。この背景には、安倍晋三首相が小池大臣を相当支持している、安倍首相の信頼がある、という自信があって、このような乱暴な行動を起こしたのだろう。

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