このページの本文へ
ここから本文です

赤城農水相の事務所費問題 なぜ閣僚は不祥事を起こすのか

2007年7月12日

参議院選挙の直近になって、また「政治とカネ」の問題が出てきた。大臣が4人も極めて不明瞭な会計処理をしていたのだ。おそらく自民党は困惑しきっていることだろう。

相次ぐ不明瞭な会計処理

安部内閣になって佐田玄一郎元行政改革担当相、伊吹文明文科相と「政治とカネ」の問題が次々露呈し、この問題では3人目となる松岡利勝元農水相は追い詰められて、ついに自殺せざるを得なかった。その松岡さんに代わった赤城徳彦農水大臣が、また同じような問題を起こした。

野党はもちろん、新聞やテレビも「政治とカネ」と騒いでいる。

赤城徳彦氏の祖父、赤城宗徳氏は、岸信介内閣で防衛庁長官を務めた。60年安保のときは、学生や労働組合が「安保反対、岸は辞めろ」と国会のまわりをデモしたとき、岸首相はデモを排除するために自衛隊を出動させようとした。それに対して、赤城宗徳防衛庁長官は反対し、自衛隊の出動を阻止したことで名をあげた。

その孫である赤城徳彦氏は、1990年、当時最年少の30歳で国会議員になった。その赤城大臣が、松岡元大臣と似たようなことをやっていることが露呈した。

赤城氏は、祖父の代からの家で、彼の実家でもある茨城県筑西市の実家を「赤城徳彦後援会」の主たる事務所として、10年間で約9000万円の事務所経費を計上していた。

(全 7 ページ中 1 ページ目を表示)

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る