全世界でエネルギー戦争が勃発
水素ガス、いわゆる燃料電池も一番進んでいるのは日本だ。僕は、様々な自動車会社を取材したが、この分野に関しては、ベンツよりもトヨタや本田の方がはるかに進んでいる。
燃料電池の車を10年以内に何とか1000万円にしたい、として研究開発が進められている。しかし1000万円では実用化はまだまだだ。だから、水素ガスはそれほど早く出てこないだろう。
そうなると、また世界でエネルギー戦争が起こることは間違いない。
田中角栄の時代はエネルギー戦争が起き、それで彼は潰されたと僕も書いたことがある。その後日本では「エネルギーは買えばよい」と言われた。エネルギーは経済問題だと考えられるようになったのだ。
堀内光雄(元自民党総務会長)という人が経済産業大臣になって「石油公団なんていらない」と廃止してしまった。
しかしこれは違う。エネルギーは経済問題ではないのだ。エネルギーは国策であり、国対国の政治の戦いなのだ。これがいまはっきりしてきたのだと思う。
(全 11 ページ中 11 ページ目を表示)
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- 始まった麻生vs小沢の決戦 勝負の分かれ目はリアリティ (2008/09/25)
- 漏れ聞こえる「麻生内閣」人事と対抗する小沢流“驚きの戦略” (2008/09/18)
- 民主党が嫌がるのはあの人が首相になったとき (2008/09/11)
- 首相電撃辞任を逆手に総裁選を祭りにする自民 (2008/09/03)
- それでも小沢氏3選決定? 揺れる民主党 その内部事情 (2008/08/28)

