日米が環境サミットで狙う「勢力地図」逆転の秘策
いま環境問題が大きな話題、というよりもむしろ、深刻な問題となっている。
環境問題が深刻になっている背景の一つに『京都議定書』がある。
京都議定書に隠されたトリック
1997年、地球温暖化防止京都会議(COP3)で京都議定書が採択され、先進国での温室効果ガス(CO2など6つのガス)削減目標が決められた。
2008年から2012年までの間に、1990年の水準から、ヨーロッパは8パーセント、アメリカは7パーセント、日本は6パーセントそれぞれ減らすと決めた。しかし現在の段階で、日本は2012年までに6パーセント減らせないということが確定的になってきている。
日本は90年に比べるとCO2の排出量が8パーセント増えており、90年を基準として、そこから6パーセントの削減を達成するためには14パーセント減らさなければならないのだ。これまで増え続けてきたものを、あと4年で14パーセントも減らすなどということは到底不可能である。
しかしヨーロッパは、削減値が達成できなかった場合は議定書に違反したとして罰則を課すと言い、さらにヨーロッパでは2020年までに20パーセントCO2を減らすとも言っている。
日本はなぜ達成できない約束をしてしまったのか。
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